以前の記事「麻雀の基本ルール解説」では全体の流れを解説しました。この記事ではさらに深掘りして、初心者が特に迷いやすいポイントを詳しく説明します。
局と場の仕組み
麻雀は「局」という単位でゲームが進みます。
東場・南場とは? 一般的な四人麻雀では「東場」と「南場」があります。東場は東1局〜東4局、南場は南1局〜南4局の合計8局が基本です。これを「半荘(ハンチャン)」といいます。東場だけで終わる「東風戦(トンプウセン)」というルールもあります。
親と子の違い 各局には「親」が1人います。親はアガったとき・流局テンパイのときに連荘(もう一度親をやること)できます。また親のアガリ点数は子より高く設定されています。
本場(ホンバ) 連荘するたびに「本場」が1つ増えます。1本場ごとにアガリ点数に300点が加算されます。
点数の仕組みを理解しよう
基本点数と持ち点
ゲーム開始時の持ち点は通常25,000点です。ゲーム終了時に30,000点を基準として、超えた分がプラス、不足分がマイナスになります。
翻(ハン)と符(フ)
麻雀の点数は「翻」と「符」で決まります。
翻(ハン) 役の強さを示す単位。リーチなら1翻、タンヤオなら1翻など、役を組み合わせて翻数が増えます。
符(フ) 手牌の形によって決まる基礎点。アガリ方や待ちの形によって変わります。基本は30符からスタートします。
点数早見表
| 翻数 | 親のロン | 子のロン | 親のツモ | 子のツモ |
|---|---|---|---|---|
| 1翻30符 | 1,000点 | 500点 | 各300点 | 親500点・子300点 |
| 2翻30符 | 2,000点 | 1,000点 | 各500点 | 親700点・子400点 |
| 3翻30符 | 3,900点 | 2,000点 | 各1,300点 | 親1,300点・子700点 |
| 満貫(5翻以上) | 12,000点 | 8,000点 | 各4,000点 | 親4,000点・子2,000点 |
| 跳満(6〜7翻) | 18,000点 | 12,000点 | 各6,000点 | 親6,000点・子3,000点 |
| 倍満(8〜10翻) | 24,000点 | 16,000点 | 各8,000点 | 親8,000点・子4,000点 |
| 三倍満(11〜12翻) | 36,000点 | 24,000点 | 各12,000点 | 親12,000点・子6,000点 |
| 役満 | 48,000点 | 32,000点 | 各16,000点 | 親16,000点・子8,000点 |
フリテンを完全理解しよう
フリテンは初心者が最も混乱するルールのひとつです。
フリテンの3つのパターン
①自分の捨て牌フリテン 自分が以前に捨てた牌がアガリ牌になっている場合、ロンアガリできません。ただしツモアガリは可能です。
例:3・4を持っていて2と5の両面待ちのとき、以前に2を捨てていた場合→2でのロンはできないが5でのロンはできる?→いいえ!両方ロンできません。待ち牌のうち1枚でも捨てていると、すべての待ち牌でロンできなくなります。
②見逃しフリテン テンパイ中に自分のアガリ牌が出たのに見逃した場合、次の自分のツモまでロンができなくなります。
③リーチ後のフリテン リーチをかけた後に自分のアガリ牌が出たのに見逃すと、その局は一切ロンができなくなります(ツモのみ可能)。
鳴き(副露)の詳細ルール
チーのルール
- 左隣のプレイヤーの捨て牌のみ使用可能
- 順子を作るときのみ使用可能
- チーをすると門前が崩れ、使える役が減る
ポンのルール
- 誰の捨て牌でも使用可能
- 刻子を作るときのみ使用可能
- チーより優先される(同時に宣言した場合ポンが優先)
カンのルール
カンには4種類あります。
暗槓(アンカン):手牌の中に同じ牌が4枚ある場合に宣言。門前を維持できる。
明槓(ミンカン):他のプレイヤーの捨て牌で槓子を作る。門前は崩れる。
加槓(カカン):ポンした刻子に同じ牌を1枚追加して槓子にする。
カンの注意点:カンをするたびに嶺上牌(リンシャンパイ)を1枚引き、ドラ表示牌が1枚追加されます。
流局のルール
山の牌がなくなった場合は流局になります。
テンパイ者と非テンパイ者の点数移動
- テンパイ者が1人:他の3人から合計3,000点もらう
- テンパイ者が2人:非テンパイ者2人から合計3,000点を2人で山分け
- テンパイ者が3人:非テンパイ者1人が3,000点を3人に支払う
- テンパイ者なし・全員テンパイ:点数移動なし
九種九牌(キュウシュキュウハイ) 配牌後、么九牌(ヤオチュウパイ)が9種類以上あれば流局を宣言できます。
ドラの種類を覚えよう
通常のドラ
ゲーム開始時にドラ表示牌が1枚めくられます。その次の牌がドラになります。例えばドラ表示牌が「5萬」なら「6萬」がドラです。9の次は1に戻ります(字牌は種類ごとに循環)。
裏ドラ
リーチしてアガった場合のみ有効。ドラ表示牌の下の牌が裏ドラ表示牌で、その次の牌が裏ドラになります。
カンドラ
カンをするたびに新しいドラ表示牌がめくられます。
赤ドラ
多くのルールで採用されている特別なドラ。5萬・5筒・5索に赤く染められた牌が1〜2枚混ざっており、持っているだけで1翻加算されます。
ゲーム終了の条件
①点数がなくなった場合(箱割れ) 誰かの持ち点が0点以下になった時点でゲーム終了。最も点数が多い人が勝利です。
②全局終了 半荘の場合は南4局終了時点でゲーム終了。トップの人が30,000点以上持っていれば終了します。
③オーラス終了ルール 南4局(オーラス)でトップの人がアガれば、点数に関わらずゲーム終了とするルールが多いです。
まとめ
麻雀のルールは覚えることが多いですが、実際に遊びながら少しずつ身につくものです。オンライン麻雀アプリなら点数計算や役判定を自動でやってくれるので、まずはこちらのランキングからアプリを選んで実戦で覚えましょう!
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