麻雀には数多くの役がありますが、初心者がまず覚えるべき一番大切な役が「リーチ(立直)」です。
リーチは、役を覚えていなくても和了(あが)れるようにしてくれる、いわば麻雀の「お助け役」。これさえ覚えておけば、手が完成したときに「役がなくて和了れない」という事故を防げます。私も初心者の時はフリテンだろうが関係なくとにかくリーチをしてました。
この記事では、リーチという役そのものの仕組み――どんな役で、どんな条件で、どんな特典があるのか――を初心者の方にもわかりやすく解説します。
リーチとは
リーチとは、あと1枚で手が完成する「テンパイ」の状態になったときに、「リーチ!」と宣言してかける役のことです。
宣言するときに、点棒を1本(1,000点)場に出します。これを「リーチ棒」と呼びます。
リーチの一番の魅力は、他に役がなくても、リーチをかけるだけで1つの役になるという点です。麻雀は役が1つもないと和了れないルールなので、「テンパイしたのに役がない」という場面を、リーチが救ってくれます。
リーチをかける4つの条件
リーチは、いつでもかけられるわけではありません。次の4つの条件をすべて満たしている必要があります。
- 門前(メンゼン)であること … 一度も鳴いていない(ポン・チー・明カンをしていない)こと。リーチは鳴いた手にはかけられません。
- テンパイしていること … あと1枚そろえば和了になる状態であること。
- 持ち点が1,000点以上あること … リーチ棒として1,000点を出すため、点数が足りないとかけられません。
- 牌山が4枚以上残っていること … 自分があと1回以上ツモれる状態であること。終盤すぎてツモがほとんど残っていないとリーチできません。
この中でうっかりしやすいのが「門前であること」。鳴いた瞬間にリーチはかけられなくなるので、リーチを狙うなら鳴いてはいけません。
リーチのメリット
リーチには、初心者にうれしいメリットがたくさんあります。
役がなくても和了れる
これが最大のメリットです。手が完成しても役が1つもないと和了れませんが、リーチをかけておけばリーチ自体が1翻の役になるので、安心して和了を狙えます。
一発(イッパツ)が狙える
リーチ後、次のツモ番までに(自分のツモ、または他家の捨て牌へのロンで)和了すると、「一発」というボーナスが付いて1翻増えます。ただし、その間に誰かが鳴くと一発は消えてしまいます。
裏ドラ(ウラドラ)のチャンスがある
リーチをかけて和了すると、裏ドラをめくる権利がもらえます。裏ドラは普段は見えないドラで、自分の手にあれば点数が一気に跳ね上がることもあります。リーチをかけたときだけの特典です。
打点が伸びやすい
リーチは「ツモ」や「タンヤオ」などの役と重ねやすく、さらにドラが乗れば点数を大きく伸ばせるのも魅力です。リーチ・ツモ・ドラ2と重なるだけでも、なかなかの得点になります。
リーチをかけるときの注意点
便利なリーチですが、宣言する前に知っておきたい「仕組み上の制約」もあります。
- 手牌を変えられなくなる … リーチ後は、ツモった牌が和了牌でなければそのまま捨てる「ツモ切り」だけになります。途中で「やっぱり違う待ちにしたい」はできません。
- 降りられなくなる … 手が固定されるため、リーチ後に危ない牌をツモっても捨てるしかありません。相手のリーチが怖くても、自分から降りることができなくなります。
- リーチ棒が戻らないことがある … 和了できずに流局したり、振り込んでしまったりすると、出した1,000点は戻ってきません(次に和了した人のものになります)。
- 相手に警戒される … リーチを宣言すると「テンパイした」と全員に伝わるので、相手が安全牌を選んで降りてくることがあります。
いつリーチをかけるべき?
ここまでが「リーチという役の仕組み」です。では実際の対局でいつリーチをかけ、いつ我慢する(ダマにする)べきか――これはリーチを使いこなすうえで一番奥が深いテーマです。
初心者のうちは、まず「役がないならリーチ」だけ覚えておけば十分です。テンパイしたのに役がなければ、リーチしない限り和了れないからです。
そのうえで、待ちの広さや点数状況に応じた具体的な判断は、次の2記事でくわしく解説しています。あわせて読むと、リーチの使いどころがぐっと分かるようになります。
ちなみに、門前でしか作れない七対子(チートイツ)のような役は、リーチととても相性が良い役です。あわせて覚えておくと手の幅が広がります。
まとめ
リーチは、初心者が最初に覚えるべき一番頼れる役です。ポイントを整理すると次の通りです。
- リーチは、門前でテンパイしたときに「リーチ!」と宣言してかける役
- 条件は「門前・テンパイ・1,000点以上・牌山4枚以上」の4つ
- 役がなくても和了れて、一発・裏ドラのチャンスも生まれる
- ただし手を変えられず、降りられなくなる点には注意
まずはこの記事で「リーチとは何か」をつかんで、慣れてきたら上で紹介した判断の記事で使いどころを覚えていきましょう。
他の基本的な役もあわせて知りたい方は、麻雀の基本役10種もチェックしてみてください。
当サイトおすすめの初心者向けアプリはこちらのランキングから確認してみてください。実際に手を動かすのが、上達への一番の近道です。
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