麻雀を始めたばかりのころ、私はオーラスをただの「最後の局」としか思っていませんでした。点数のことなど気にせず、いつもどおりアガリを目指して打つだけ。ところが麻雀に慣れてくると、だんだん頭を使うようになります。私の場合、いちばん変わったのは「あと何点取ればトップになれるか」を考えながら打つようになったことでした。オーラスは、この一局の打ち方しだいで順位がガラッと変わる、半荘でいちばん大事な場面です。この記事では、初心者の方に向けて、オーラスで何を考えればいいのか、その基本の考え方をやさしく解説します。難しい計算は後回しにして、まずは「順位によって打ち方を変える」という感覚をつかんでもらえればと思います。
オーラスとは
オーラスとは、半荘(東場と南場を戦う形式)でいうと南4局、つまり最後の局のことです。この局が終わると半荘が終了し、順位が確定します。
オーラスそのものの意味や、連荘・流局といった終局まわりのルールがまだあいまいな方は、先にこちらの記事で基本を押さえておくとスムーズです。
→ 【初心者向け】連荘・流局・オーラスをわかりやすく解説|半荘の流れを完全理解
なぜオーラスは打ち方が変わるのか
東1局から南3局までは、「とにかく点数を増やしたい」という気持ちで打っても大きな問題はありません。まだ局が残っているので、多少しくじっても取り返すチャンスがあるからです。
ところがオーラスは違います。この局が終わればもう次がなく、その時点の点数で順位が決まってしまうからです。つまりオーラスは「点数を増やす局」ではなく「順位を決める局」。だからこそ、今の自分が何位なのかによって、打ち方を変える必要が出てきます。
考え方の軸はシンプルです。トップ目なら守る、下位なら攻める。これがオーラスの立ち回りの大原則です。
トップ目のとき|守って終わらせる
オーラスを迎えた時点で自分が1位なら、目標は「このまま順位を守って終わらせること」です。
新しく大きくアガる必要はありません。むしろ怖いのは、無理に攻めて他の人に大きく振り込み、逆転されてしまうことです。トップ目のときは、次のような姿勢が基本になります。
- 無理な手は追わず、安全そうな牌を切って局を進める
- 他の人がリーチをかけてきたら、深追いせず守りを優先する
- 自分が早くアガれそうなら、安い手でもアガって局を終わらせてしまう
「アガって終わらせる」というのは、トップ目にとって有効な選択です。たとえ1000点でも、自分がアガれば局が終わり、逆転される心配がなくなるからです。
守りの考え方については、こちらの記事もあわせて読むと理解が深まります。
→ 【初心者向け】麻雀の守備の基本|振り込まないための考え方と実践法
2着〜ラス目のとき|順位を上げにいく
自分が2位以下なら、オーラスは順位を上げる最後のチャンスです。ここは攻めの姿勢が基本になります。
ただ、やみくもに攻めればいいわけではありません。大事なのは、今の自分が「あと何点取れば順位が上がるのか」を意識することです。私自身、初心者のころはここをまったく考えていませんでしたが、慣れてくるとこの計算が立ち回りの中心になっていきました。
たとえば、
- すぐ上の人との点差が小さいなら、安い手のアガリでも逆転できることがある
- 点差が大きいなら、それなりに大きな手を狙う必要がある
- 振り込んでしまうと順位がさらに下がることもあるので、攻めつつも無謀になりすぎない
最初のうちは「上の人との点差を、ざっくりでいいので意識する」だけで十分です。細かい点数計算は、慣れてきてから少しずつ覚えていけば問題ありません。
初心者がやりがちな失敗
オーラスでありがちな失敗をいくつか挙げておきます。心当たりがあれば、次から少し意識してみてください。
ひとつめは、トップ目なのに大きな手を狙ってしまうこと。順位を守ればいい場面で欲を出し、結果として振り込んで逆転される、というのはよくあるパターンです。
ふたつめは、下位なのに守りに入ってしまうこと。攻めなければ順位が上がらない場面で安全策をとってしまい、そのまま順位が変わらず終わってしまうケースです。
みっつめは、点差をまったく見ていないこと。何点取れば逆転できるのかを知らないまま打つと、せっかくアガっても順位が変わらなかった、ということが起こります。
まとめ
オーラスの立ち回りは、「順位によって打ち方を変える」というのが基本です。
- オーラスは順位が確定する最後の局
- トップ目なら守って終わらせる
- 下位なら、上の人との点差を意識して攻める
- 慣れてきたら「あと何点で逆転できるか」を考えられるとさらに良い
最初は難しく考えず、「今自分は何位で、守るべきか攻めるべきか」を意識するだけで打ち方は変わってきます。私もそうやって少しずつオーラスの感覚をつかんでいきました。
半荘全体の流れをもう一度おさらいしたい方は、こちらの記事もどうぞ。
→ 【初心者向け】麻雀一局の流れを徹底解説|配牌からアガリまで完全ガイド
当サイトおすすめの初心者向けアプリはこちらのランキングから確認してみてください。実際に手を動かすのが、上達への一番の近道です。
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